風水 とは
風水の方位の持つ意味について簡単に解説します。
環境を中心に考える風水ではルールの基本となる要素が太陽、土、風、水などの自然の力です。太陽が東から昇り西に沈んでいく動きを元にした8つの方位(北、東北、東、東南、南、南西、西、北西)に家の中心を加えた9つのスペースが風水を考える上でのベースになります。
東西南北は30度、それ以外は60度で考えます。
各方位にはそれぞれ関係の深い運気やラッキーアイテム、ラッキーカラーなどがあります。
どの方位にどの運気があるかを知っていると、どんなアイテムを配置すればよいか、どの色を配色すればよいのかがわかります。 これが、各方位の運気を上げるルールというわけです。
次に各方位について説明します。
『北』
暗くて静かな北は財産などの大事なものを置いておく場所に向いています。ダーク調の家具や金庫、通帳、印鑑などを保管すると良いでしょう。また、「男女の愛情」「秘密」「信頼」「落ち着き」などにも関係の深い方位。ピンク、オレンジなどが暖色がラッキーカラーです
『東北』
「(表)鬼門」と呼ばれる方位です。恐ろしげなイメージがありますが、実際には位の高い神聖な方位。キレイに保っておけば障りはありません。ただし、汚れたままにしておくと、健康運、男性、男の子に悪影響があります。そのため汚れやすい水まわりがこの方位にあるのはよくありません。あたっている場合は内装を白にして常に清潔に保たなければいけません。「変化」「転職」「相続」などに関係する運気でラッキーカラーは白と黄色。
『東』
元気さやチャレンジ精神、情報などの運気をつかさどる方位です。特に若い人にとってはパワーや活力の源になります。音と相性がいいのでテレビやオーディオ、電話などの音が出る家電はこの方位が吉。キッチンやダイニングが東にあるのもいい間取りです。「流行」「言語」などの運気もあります。ラッキーカラーは赤、青、白、ピンク。
『東南』
「結婚」「恋愛」の運気を持つ方位です。「娘は東南の風にあてろ」と風水では言います。これは「東南から良縁がやってくる」と、考えられているため。女の子の部屋はぜひ東南に作りたいですね。東南は他にも「人間関係」「縁」「信用」など人付き合いを円滑にするために大事な方位です。特に玄関が東南にあると吉、元気に働けます。ラッキーカラーはピンク、黄色、赤、白。
『南』
「才能」「美しさ」などをつかさどる方位で、ここを吉相にしておくと感が冴え、才能が認められます。いつまでも美しくありたい人にとっても重要な方位です。ラッキーアイテムは観葉植物。特に2つの鉢を一対にして置くと運気がアップの効果が増します。シルバーやクリスタルなどピカピカ光るものとも好相性。また、別離の運気もあり悪い縁を切ります。ラッキーカラーはグリーン、白、ベージュ、オレンジ。
『南西』
南西は別名「裏鬼門」。大地を表す方位です。茶色をインテリアに使ったり、テラコッタや素焼きのツボなど土に関する素材を取り入れることで運気を上げます。母なる大地の言葉の通り「母性」の運気があり母として妻として女性の運気を上げこの方位を大切にすることで家庭を円満に保ちます。ラッキーカラーは茶色のほかに黄色、紫、グリーン、赤、黒。
『西』
風水といえば「西に黄色」が有名ですが、これは誰もが望む金運に関する風水だからでしょう。西は元々実りを表す方位。豊かに実った稲穂の色、つまり黄色がラッキーカラーなのです。西は寝室や和室などにむいていますが反対に避けたいのは水回り。せっかくの金運が水と共に流されてしまいます。ラッキーカラーは黄色、白、青
『北西』
「主人」「上司」「目上」「出世」などをつかさどる大事な方位。この方位の運気を上げれば、ご主人が良い上司に恵まれて出世します。反対に水まわりがあると運気ダウンが心配です。 ラッキーアイテムやカラーでカバーしましょう。相性のいいアイテムは白くて丸いもの。照明器具を選ぶならこのタイプのものを選びましょう。ラッキーカラーは茶色、ベージュ、白、グリーン、オレンジ。
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